こんにちわ~
ヘアメイク藤井です
今日は趣味の話
昨晩、、たまにある、「全然眠気がこない日」でして。 本読んだり、ハーブティー飲むと、たいてい眠くなるのですが、、
昨日は間に筋トレしたらカラダが余計に活発に 笑
好きな絵を見ていました




夜な夜な画集と写真集を引っ張り出す





ん~~~ この色



最高です

自画像は代表作で有名な作品ですが、、 上のような絵を描く前は、けっこういろんな絵を描いてまして、、

藤田嗣治がピカソと出会ったころ、影響を受けたようでちょっとピカソっぽい


その後、、、


藤田嗣治の人生はとてつもなく波乱万丈な人生でした。 裕福なお家で、絵の勉強をし、さらに極めるために渡仏し、この上の絵の、水墨画を感じる和の要素を交えた『乳白色の肌』の絵が大人気に。 瞬く間にヨーロッパ、アメリカと人気になります。
ですが、長くは続かず絵が売れなくなり極貧に…
その後いろんな国を転々とし、絵の技法もどんどん変わります。。

第二次世界大戦は国の命令で戦争画を描くことを命じられ(国民を勇気づけるような絵) 戦争が負け、GHQの政策の為、戦争責任を問われ、国から裏切られ汚名を着せられます

なんて可哀そうな、、、 日本を愛し、日本の為に尽くしていただけなのに…

人間の欲に、、(藤田も欲に関してはだらしない人ですが) 戦争も体験し、いろいろ悟ったんでしょうか。。。
フランスに帰り、カトリックに改宗し、 フランス人になります。 その後はやたら子供の絵が多くなり、、
最後は、、

天国と地獄 ※地獄の部分が怖いので画像小さめ
波乱万丈の人生を歩んだ藤田が最後に描いた絵は 天国と地獄

両方を知っている藤田だからこそかける絵
一つ一つとても丁寧に、丹精込められて描かれており、 画家として、アーティストとして勝る美しさがあります。 これを美術館で見た時は、感動を越えて涙がでてくるほどでした。
これだけのものを描けるようになるには、 どれだけの努力と、鍛錬と、 重圧と、犠牲を経てきたのでしょうか・・・
美しい人だと心から感じました

ヘアメイクアップアーティストとしてもっと頑張らねば と思った夜中でした
